楽器は生活条件で選ぶ
出したい音で選ぶのは当然ですが、実際に続けさせるのは生活条件です。家でいつでも音を出せるか、楽器を出すのに何分かかるか、持ち運ぶ必要があるか。これらが練習の回数を決めます。出すのが面倒な楽器は、忙しい週に真っ先に後回しになります。集合住宅に住んでいるなら、ヘッドホンをつないで音を抑えられる電子楽器や、弱音器を使える楽器が現実的な選択になることもあります。楽器をケースにしまうより、手の届く場所に立てておくだけでも練習の回数は増えます。
楽器を始めるとき結果を分けるのは練習の仕方です。生活に合う楽器選び、最初の予算、短く頻繁な練習、ゆっくり弾くこと、独学とレッスン、痛みへの注意を整理しました。
出したい音で選ぶのは当然ですが、実際に続けさせるのは生活条件です。家でいつでも音を出せるか、楽器を出すのに何分かかるか、持ち運ぶ必要があるか。これらが練習の回数を決めます。出すのが面倒な楽器は、忙しい週に真っ先に後回しになります。集合住宅に住んでいるなら、ヘッドホンをつないで音を抑えられる電子楽器や、弱音器を使える楽器が現実的な選択になることもあります。楽器をケースにしまうより、手の届く場所に立てておくだけでも練習の回数は増えます。
最初から高い楽器を買う必要はありませんが、安すぎる楽器も避けたほうがよいでしょう。調律が保てない楽器や、弦が高くて押さえにくい楽器は、腕前の問題ではないのにやる気をそぎます。続けるか自信がないならレンタルや中古から始め、数か月しっかり練習してから買い替えるのも一つの方法です。中古を買うときは経験者と一緒に見るか、店で基本的な点検を受けるのが安心です。
週1回3時間より毎日20分のほうがずっと速く伸びます。運動の技術は眠っている間に整理されるため、練習と練習の間隔があってこそ実力として残ります。まとめてやる方法はその場ではできているように感じても、翌週にはまた最初に戻っていることが多いです。時間を決めにくいなら、食後や入浴前のように毎日していることのすぐあとに練習をくっつけると、忘れずに続けやすくなります。
難しい箇所を速く繰り返すと、間違った動きも一緒に体に入ります。間違えない速さまで落として正確に何度も繰り返し、そのあと少しずつ上げる方法が結局は速いです。メトロノームや簡単なタイマーで速さを固定すると、知らないうちに速くなるのを防げます。
練習時間をまるごと好きな曲に使うと、苦手な部分がそのまま残ります。準備運動、基礎練習、難しい箇所、好きな曲に分けておけば、飽きにくさと上達を両立できます。最後を好きな曲にすると、次に座るのが楽になります。
いまは動画の講座が多く、独学でも十分に始められます。ただし姿勢や力の抜き方は自分では見えにくく、悪い癖がついてからでは直すのに時間がかかります。定期的なレッスンが負担なら、最初の数回だけでも先生に姿勢を見てもらい、その後は1〜2か月に一度点検してもらうやり方でも構いません。練習している姿をスマートフォンで撮って、動画の講座と並べて見比べるのも役に立ちます。
上達は毎日少しずつなので、自分ではなかなか気づけません。そこで月に一度同じ曲を録音しておくと、伸び悩んでいると感じたときに前の録音と比べて変化を確かめられます。練習した日付と時間、その日に取り組んだ箇所を短く書き留めておけば、次の練習で何から始めるか迷う時間も減ります。伸びないと感じる時期は誰にでも来るので、そのときは練習量を増やすより、曲を変えたり目標を小さく分けたりするほうが効果的です。
手首や指、肩に痛みが出たら、練習を増やす前に姿勢を見るべきです。力を入れすぎる癖がつくと、痛みは練習量とは関係なく出ます。練習の前に手と肩を軽くほぐし、一度に長く続けるより途中で休憩を入れることが予防になります。痛みを我慢して続けると回復に数か月かかることがあるので、数日休んでも変わらないなら医師や理学療法士に診てもらうほうがよいです。管楽器やドラムのように音の大きい楽器では、耳栓の使用も考えてみてください。